アサクラシ

【無理はしない 好きなことだけ 人生は楽しい】

ただただ犬に和む

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姫野カオルコ著 『昭和の犬』

第150回直木賞受賞作です。
だからこそ手に取ったわけで、受賞していなければ読むことはなかったと思います。

初めて姫野カオルコさんの作品を読みました。
あらすじも何も知らずに読み始めたので、いつどんな事件が起こるのかしら?と思っていたのですが、淡々とイクという女性の半生が綴られていきます。

犬好きなのでところどころ出てくるいろんな種類の犬に和みつつもしつこくいつ事件が起きるのかしら?と待ち構えていました。

結論から言うと、事件うんぬん犯人うんぬんの話ではなく、とてもとても不思議な小説でした。
久々にこういう感じの小説を読んだなぁ。

最後はほっこり温まりましたよ。





姫野カオルコさんの他の作品も読んでみたくなりました。

むむ、これも犬の話のようですね。





表紙がかわいいなぁ。

トラコミュ
読書


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