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【無理はしない 好きなことだけ 人生は楽しい】

ペットの高齢化問題

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今朝は4時台に雷でパニクってる犬に起こされました。

久々の雷はほんまエグかったです(T ^ T)

 

さて、先日録画していたNHKの番組「サキどり↑」を視聴しました。

放送内容が【どうする!?ペットの高齢化問題!】というもので、犬は7歳からシニアと言われる中、我が家の犬は今年で10歳になるので非常に気になりました。

番組のHPはこちら→どうする!?ペットの高齢化問題! - 放送内容 - NHK総合

HPにも詳しく書いてあるので同じような内容になるのですが、以下番組内容をまとめました。

 

飛躍的に延びるペットの寿命

もはや人間並みの高度医療で飛躍的にペットの寿命は延び、それに伴い高齢化の波が押し寄せ、長寿が招く介護問題が浮かび上がってきました。

柴犬のやまとは15歳、1年前に認知症を発症し、起きてる時はグルグルグルグルその場で回転してしまいます。昼夜逆転の生活となり、夜中の12時ぐらいに寝て2時や3時に必ず起きてワンワン吠えるそうです。

 

現在のペットの平均寿命

30年前と比べるとおよそ2倍、犬は14.17歳、猫は14.82歳で、人間でいうと70歳以上です。(ペットフード協会調べ)

そして現在飼われている犬や猫の数はおよそ2000万匹で、その半数が高齢期を迎えており、ペットも超高齢化時代に突入です。

 

悩める飼い主、ペットの介護事情

マンチェスターテリアのエルフィンは19歳、2年前から寝たきりになり床ずれのケアが欠かせません。犬の皮膚は薄いので、わずか30分あれば床ずれができてしまうそうです。平日は仕事があるので、高齢ペットを日中預かってくれるデイサービスを利用しています。

 

人間並み!?症状にあわせた細やかなケア

(東京江戸川区にて)

こちらの施設では独自の基準で要介護度を1から3に分け、度合いに応じたサービスを提供しています。

エルフィンは要介護3、寝返りの世話はもちろん食事も咀嚼のリズムに合わせて行います。水は歯茎に垂らして自然に口の中に落ちるようにして飲ませます。直接口に入れると誤飲の原因になるからです。

体の機能が衰えていない要介護1と2のペットは、老化防止の運動に励みます。

専用のランニングマシーンで足腰の筋肉を鍛えて健康寿命を延ばそうというのです。

またペットの体力に合わせて人間用の低周波治療器を使って関節の痛みを軽減したり、バランスが取りにくいマットの上を歩かせてインナーマッスルを鍛えます。

気になる料金ですが、犬の大きさによって1日5,400円〜7,560円(ビジター料金)です。

  

在宅ケアでペットも飼い主も安心

(大阪府堺市にて)

外出することが難しいペットには、訪問介護サービスがあります。

高齢のペットに余計なストレスを与えず自宅でサービスが受けられるとあって、訪問介護の依頼はこの数年増え続けているそうです。

ゴールデンレトリーバーのイーサンは13歳、環境の変化が体調を崩す要因だったり精神面でも不安になることから、在宅ケアを依頼しているそうです。

体重が50キロのイーサンは、立たせるだけでも一苦労。この日は久しぶりのシャンプーです。

気になる料金ですが、入浴サービスとマッサージで8,000円(大型犬)です。

  

ストップ寝たきり!スゴ腕義肢装具士の島田さん

(東京都杉並区にて)

アイリッシュセッターのミシェルは15歳、右前足に悪性の腫瘍ができ歩行が困難となりました。

完治は見込めず考えられるのが足の切断ですが、高齢のため手術に耐えられるかわからないというのが獣医師の診断でした。

「前足を残して寝たきりになることだけは避けたい」という飼い主の希望で、獣医師が頼ったのが義肢装具士の島田さんです。

装具とは歩行を助ける補助具のことで、こうした装具を使えばミシェルも立ち上がって再び歩くことができるかもしれません。

 

島田さんの装具作り

(東京都町田市にて)

まずは気になる料金ですが、ペットの大きさや症状により1点3万円から15万円で、50種類以上の素材を使い分け、完全オーダーメイドで仕上げます。

島田さんはかつて人間用の義足やコルセットなどを作っていました。

自分が作った装具で人が喜んでくれるなら、より広い分野で役に立つのではないかと考え、ペットの装具にたどり着きました。

8年前に独立し、開業当初こそ注文は月に1件程度でしたが、今では年間3000件にのぼり、事業が軌道に乗った今、飼い主たちが寄せる並々ならぬ期待にプレッシャーも感じています。

今回ミシェル用に選んだ素材は、スポーツ用品などに使われる伸縮性に優れたやわらかいもので、型紙を元に28枚に切ったパーツをミシンで縫いあげていきます。

すべて島田さんが独学で掴んだ技術です。

さて、ミシェルの装具が完成しました。患部に注意しながら慎重に足に取り付けます。

足が悪くなってから歩くことを嫌がるようになったミシェルがしっかりと立ち、歩きだしました。

またひとつ、島田さんの装具でペットとその飼い主が救われました。

 

飼い主も高齢化 もう飼えない・・・その時?

改正動物愛護管理法(2013年9月1日施行)にて、飼い主が最後まで飼う責任を明記しています。

(神奈川県横須賀市にて)

こちらの特別養護老人ホームでは、飼っているペットと一緒に入居できます。

社会福祉法人が運営する施設とあって、入所金は0円、利用料は月々約13万円と民間企業の施設と比べて割安なので、現在入居待ちが200人以上という状態です。

 

ペットと共にいつまでも どうするあなたの老後

(兵庫県西宮市にて)

吉本さんはひとり暮らしで猫を3匹飼っています。財産を猫たちのエサ代にあてる方法はないかと弁護士に相談した結果、財産は人にしか残すことができないことを知ります。

それならばと立ち上がり、1年半前にNPOを設立して高齢者が安心してペットを飼い続けられる仕組みを作りました。それがペットの信託サービスです。

 

ペットの信託サービス

飼い主から相談を受けると、ペットがあと何年生きるか余命を診断します。

そして余命年数にかかる飼育費用を算出し、飼い主はその費用を民間の信託会社に預けます。

飼い主に万一のことがあった時、NPOは世話をしてくれる新たな飼い主を探しだし、その新しい飼い主を受取人にすることでペットの生活を確実に保証します。

さらにペットが適切に飼育されているか、NPOが定期的にチェックします。

また、余命年数より早くにペットが亡くなってしまった場合、余ったお金はそのままNPOに寄付され、余命年数より長く生きているペットの飼育費用などに充てられます。

ちなみに元々の飼い主が長く生きてる場合は、1年ごとに預けたお金が返ってくるとのことです。

 

 視聴した感想

ペットの高齢化の話だけかと思いきや、人の高齢化、そしてペットより先に自分が死んでしまったらというところにまで広がっていったのには驚きました。

我が家の犬も、これから病気をしたりケガをするかもしれません。

その時には最高の医療を受けさせてあげたいと思いますが、それに伴う費用も冷静に考えなければならないのが辛いところです。

ペットはしゃべれないし痛みに強いから日頃からよく見て、ん?と思うことがあれば早めに相談することも大事ですね。

そして犬だけでなく自分自身も健康に留意します、はい。

 

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犬と暮らす

  

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