初めての歌舞伎
日曜日、なんばの松竹座に行ってきました。
お目当ては歌・舞・伎!
かぶき見るんだってよ!
14時半、松竹座の前は開場を待つ人でいっぱい。
着物姿が目立つのも歌舞伎ならではなのか?
はたまたたまたまなのか?
さて今回なぜ歌舞伎を観劇しに来たかといいますと、私には死ぬまでにやりたいことがいろいろありまして、歌舞伎もそのひとつなのです。
一度は生でね、見てみたかったのですよ。
とはいえチケットは何万の世界なので(見るからにはいい席で見たい)おいそれとは行けず、なんか大阪府民のなんかで(なんかばっかりやな)歌舞伎やコンサート、観劇などの中から選んで往復はがきを送り、抽選に当たると半額でみられる制度?があるよと友人から聞き送ってみることに。
私が選んだ吉幾三さんのコンサートははずれましたが(人気あるのね笑)友人の歌舞伎鑑賞は見事当選。
この日を迎えたのでした。
さてさて歌舞伎。
今回見る「花形歌舞伎」とは、人間国宝クラスの円熟した役者が出演する「大歌舞伎」に対して、次代を担う若い役者たち中心の公演です。
大役に挑めるだけでなく、芸を継承する場でもあります。
ずら〜っと並んだ出演者の名前を見ると、尾上松也さんだけかろうじてわかりました。
演目は【金閣寺】と【連獅子】
金閣寺って三島由紀夫の金閣寺?
んなわけないか。
連獅子はあれでしょ?中村勘三郎さん一家を追うドキュメンタリーで見たことあるよ。
頭をぐるんぐるんふりまわして毛がブファッブファッてするあれでしょ?
なんせこれくらいの知識なので絶対ちんぷんかんぷんに違いないと、入口で販売していたイヤホンガイドを頼ることにしました。
補償金1000円(イヤホン返却時に返金)と650円(50円割引券あり。定価は700円)を支払い準備万端です。
私と違って何度か歌舞伎鑑賞をしている友人はなし。
イヤホンガイドは観劇を邪魔することなくセリフの意味や小話、役者紹介を合間合間にしてくれます。
いやー、これほんと助かりました。
第一幕が終わって休憩時間に入り、友人に「いまの内容わかった?」と聞くと「まったくわからん」との返事。
よしよし。イヤホンガイドあってもあんまりわからんかったもん(笑)
そして困ったのは眠気。一生懸命理解しようとすればするほど恐ろしいほどの睡魔が襲います。
でもなんとか3時間最後まで頑張りましたよ。
正直難しかったし、まわりの人が笑ってるところがさっぱりわからなかったこともありましたが、懲りずに今度は中村勘九郎さん七之助兄弟の歌舞伎を見に行ってみたいなぁと思っています。
ところで、今回隣席のおばさまたちの迷惑行為には困った困ったでした。
劇中はほぼみなさん静かなのに、お友達同士でぺちゃくちゃしゃべるわ、ビニール袋ガサゴソして何度もお茶を取り出すわ、そして飴玉を食べる音!私も知りませんでしたが、飴が歯に当たる音って結構響くんです!
しまいにゃ組んだ足をブラブラブラブラ!!!
あああ〜〜〜〜!!!!!
人のフリ見て我がフリ直せ・・・
私も気をつけよう・・・