【日本橋】行列のできるおはぎ屋さん
千日前通り沿いにあるおはぎ屋さん。
その人気の高さはずいぶん前から知っていたのですが、店名の正しい読み方は知りませんでした。
ごめんなさい。てっきり “たませいや” だと思っていました。
だって “たま” って読むほうがかわいらしいし、おはぎっぽいやん。
(それはお前の勝手なイメージ)
玉製家さんはおはぎ専門店です。
14時からオープンし、売切れ次第終了スタイル。
とにかくいつも行列ができています。
歳をとって行列に並ぶのが億劫になった私ですが、この日は小雨とあって人が少ないのではないかと予想し、さらに食い気も勝り、とりあえず行ってみることにしました。
到着するとお店の前には5人ほどの列ができていました。
おお!5人!少ないんじゃね?と思ったあなたは甘い!
以前友人がこれくらいで並び始めて結局1時間かかったという話を聞いていたので、ビビりながらもとりあえず最後尾につきました。
どうしよう、1時間並ぶんは無理やでと考えてる間に、私の後ろに次々と人が並んでいきます。
こうなると列から離脱するのがなんか負けた気がして、よし、腹はくくった!とことん付き合うことにしました。
おはぎになぜこんなに時間がかかるのか。
それは作り置きをしていないからだそうです。
きなこ・粒あん・こしあんと3種類あるおはぎの消費期限は、きなこは必ず当日中、残りは翌朝までとなっています。
おはぎってこんなデリケートな食べ物やったっけ?と思うのはおはぎに対して失礼ですね。
並んで25分ほどで店内に入ることができました。
これはなかなかハイペースなのではあるまいか。
1時間はかからへんかも。
とはいえ注文してすぐに手に入るわけではなく、できあがりを待つ5人ほどが座れる長椅子に移動できただけなのでした。
女将さんからきなこは中にあんが入ってないことと消費期限が本日中であることの案内があります。
これ、ひとりひとりに丁寧に説明していましたよ。
さて注文です。
ここで注意するのは、なんと好きな種類と数を買うことができないことです。
最少は6個。
その次は8個・10個・15個だったかな?の箱入りで、種類は列の数ごとです。
例えば6個入りは3個2列なので2種類のおはぎが買えます。
この意味わかります?
2個ずつ3種で計6個という買い方ができないわけです。
8個入りは4個2列なので2種類、10個入りは5個2列なので2種類、15個入は5個3列といった具合です。
ひとりで食べる私はもちろん最小の6個入りです。
注文して受け取ってお店を出たのは、並び始めて35分後でした。
消費期限が短いため、これがこの日の夕食となりました(先週の話)
きなこ3個と粒あん3個(907円なり)
6個全部食べるんですけど、撮影のため3個をお皿に並べてみました。
それではいただきます。
友人が特にきなこが絶品と言っていましたが、確かに、今まで食べたきなこのおはぎと違います。
できたてをつめてるからでしょうか。
なんていうか、きなこひと粒ひと粒が立ってるような新鮮さがあります。
味ももちろんおいしい。
でも私にはちょっと甘すぎたかな。
粒あんもおいしかったのですが、やっぱり私にはちょっと甘すぎました。
もう少し砂糖減らしてほしい。
大きさも小ぶりなのであっという間に6個完食でした。
甘さ加減は、豊中で何度か買った森のおはぎの方が好みですね。
そうそう、消費期限が本日中のこのきなこのおはぎ。
翌日まで置いていたらどうなるのかをチャレンジャーな友人が試したところ、水が出たんですって。
なんで水が出るんだろう?
塩?
傷んではいなかったけど、確実に味は落ちていたそうです。
そりゃそうだな。
やはり本日中に食べるに限りますね。