破門
第153回芥川賞・直木賞が昨日発表されましたね。
芥川賞は、又吉直樹さんの「火花」、羽田圭介さんの「スクラップ・アンド・ビルド」に、直木賞は、東山彰良さんの「流」が受賞しました。
いやー、読んでないのにこんなことを言うのは申し訳ないのですが、まさか又吉さんが受賞するとは思いませんでしたよ。すごいですね。
羽田さんの方はまだ書籍化してないみたいですね。
と言いつつも芥川賞には興味がないので、直木賞の方を早速図書館で予約しました。
そして直木賞つながりで、先日読み終えた第151回直木賞受賞作である黒川博行さんの「破門」の感想です。
読み終えてから知ったのですが、こちらの作品は「疫病神シリーズ」の5作目だそうで。
うっそーん!マジか!?って思いましたよ。
確かに作中に「お前とは昔どこどこでこんな目に遭った」というのがいくつか出てきたんですけど、そういうエピソードがあるテイだと勝手に思っていまして。
最近読書するとき、あらすじをまったく読まないことが裏目に出ましたね。昔ならシリーズものの途中から読むなんて性格上絶対許せないタイプでしたが。
まあ読んでしまったものは仕方ありません。しかも特に支障なく読めましたしね。
とにかく会話のテンポがいい!ユーモアもあって毒も効いててクスクス笑いながら読みました。そしてなんといっても馴染みのある大阪の街を駆け抜けるので、親近感湧きまくり。しかも一般にはマイナーなところでしょうけど私には慣れ親しんだところだったので、なぜここをチョイスしたの?とニヤリとしてしまいました。著者の黒川さんは大阪府の羽曳野市にお住まいなんですって。
そういえば少し前に読んだ朝井まかてさんも羽曳野市出身だとか。
BSで今年ドラマ化してました。
タイトルは「破門」となっていますが、内容は疫病神シリーズの1作目「疫病神」です。ややこしやー。
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