賞ものに左右される単純な私
久々に江國さんの本を読みました。
江國香織著 『泳ぐのに、安全でも適切でもありません』
なんとも変わったタイトルは、江國さんが実際にアメリカ旅行時に見た立て札の言葉だそうです。
10本からなる短編集で、江國さんの本に共通することなのですがサクサクっと読めます。
そしてほんっと申し訳ないのですがすぐに忘れるんですよね。
いやほら何度も同じ本を読んでるんだけど、初めてのように楽しめますから←褒めてるつもり
山本周五郎賞受賞作なのですが、私、結構この賞との相性がいいんです。
古いところで言えば、
・1993年の宮部みゆき 著『火車』← え?そこで終わるの?と思ったが秀作です。
あとは、
・1997年の真保裕一著 『奪取』←ニセ札作りに夢が膨らみます(笑)
・2000年の岩井志麻子著 『ぼっけえ、きょうてえ』←えーん、こわかったよー(T ^ T)
・2005年の荻原浩著 『明日の記憶』←若年性アルツハイマーの話で、胸が傷みます。
・2011年の窪美澄著 『ふがいない僕は空を見た』←R18のイメージが強いが、読み進めていくと泣きたくなります。
ミーハーなので直木賞受賞作や本屋大賞受賞作、渋いところで吉川英治文学新人賞も好きです。
一方、芥川賞受賞作は何度もチャレンジしたのですが私には理解不能で・・・
歳をとったらわかるようになるのかなぁ。いや、このまま一生読まないでいっか。
トラコミュ 読書 |
.....*.....*.....*.....*.....*.....*.....*.....*.....*.....*.....*
ブログランキング ブログ村に参加しています。
下のバナーをクリックして応援していただけると大変嬉しいです。
お手数をおかけしますがよろしくお願いします。