幸せに条件付け
図書館で予約していた話題の書がまわってきました。
ぼくたちに、もうモノは必要ない。 - 断捨離からミニマリストへ -
- 作者: 佐々木典士
- 出版社/メーカー: ワニブックス
- 発売日: 2015/06/12
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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モノを自分の必要最小限に減らす「ミニマリスト」という生き方をしている著者の本なのですが、単に片付け本のひとつとして軽い気持ちで読み始めた私は、ものの数分でガツンと頭を殴られました。
私も流行りに乗って、断捨離やらときめく片付けをしたことで随分モノが減りました。でもそれは本当にモノが減っただけで、その後の人生まで変わったかと聞かれると、いやそこまで考えてやってないしと言うしかありません。
だから著者の【モノが少ない、幸せがある】という一文に衝撃を受けました。
幸せだって???考えたこともありませんでした。
そんな私に追い打ちをかけるかのごとく【幸せに「なる」のではなく「感じる」】という章がありました。
読むとそこには私がいました。
幸せに条件付けしていたんです。⚪︎⚪︎なら幸せになれるのにって。
幸せは「なれる」ものではない。幸せのお手本をうまくなぞれたご褒美として、幸せは与えられるものでもない。
幸せに条件を付けて、それが達成できないあなたの人生は不幸せで失敗です、来世がんばりましょうと斬られるのはあまりにも悲しい。
とはいえまだまだ人と比べたり羨んだりしてしまいますが、ひとつずつね、焦らずゆっくりいきましょう。
トラコミュ 読書 |
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