万年筆を育てる
都会に出たついでに、万年筆を持ってモンブランのショップに行ってきました。
インクを購入するという口実とともに、万年筆の使い方を教えてもらおうと思ったのでした。
ネットでもいろいろ書いてありますがよくわからん。
大先生の万年筆。
店員さんに丁寧に教えてもらってわかったこと。
私がまったく万年筆のことをわかっていなかったことがわかりました。
ははは・・・
万年筆って、定期的なメンテナンスが必要だったんですね。
インクがなくなったらそのつど入れればいいのだと思っていましたが、使用するインクの粘度によっては2週間ごとに万年筆の洗浄をしなければならないこともあるとか。
そして万年筆にとって1番ダメージが大きいのは、インクをいれたままなが〜〜〜〜いあいだ放置すること。
いやもうそれはそれは長いこと放置してましたけどなにか?
はは、ははははは(汗)
万年筆と一緒に使いかけのインクももらってたのですが、久しぶりに出してみたところ中身が・・・あれ?消えてる?
インクって揮発性があるんですね。知らなかった!
同じものをと思ったら廃盤になっており、好みの色味を選びました。
このインクは3ヶ月ごとの洗浄でいいそうです。
とはいえ、毎日万年筆を使用する場合ですが。
今回インクを買うには買ったのですが、店員さんいわくこの万年筆は50〜60年ほど前のモデルなので、修理が必要となれば国内では無理でドイツに送らないと直せないそうです。
で、送ったはいいが直せなかった場合は無料ですが、修理となると最低3万円からかかるとか。
店員さんが過去にあった話では、修理代が6万3千円かかったこともあったそうです。
わ〜お〜!
もし新しいインクを入れて使っていくうちに漏れなどが起きた場合は、内部が割れているということなので本来だと修理が必要なのですが、あえて修理はせずにつけペンとして第2の人生を歩んだら良いとアドバイスをもらいました。
うん、そうするそうする。
まずはひと晩万年筆の中に水を入れたままにして内部のインクを溶かす作業をしてから新しいインクを入れることをすすめられたのでそのようにします。
で、今後インク詰まりなどの故障を起こしにくくするには、毎日使用することが大切ということですから、なにか書き物をせねば・・・
以前やったことがありますが、また天声人語の書き写しでもしようかしら・・・